ダンボール印刷・製函システム - ハードダイカッター
先進のコンピュータ制御で複雑なデザインをシャープに打ち抜くハードダイカッターに、フィーダーユニットとプリントユニットと制御システムを組み合わせた段ボール印刷・製函システムです。
印刷+抜きの工程が1工程となり製函ロスの大幅な解消と品質のアップに応える、新幸ならではの高精度ハードダイカッターシステムです。
特長とユニット紹介
フィーダー
テスト通紙装置
機械を自動加速後、シートを一枚のみ給紙。
シート詰まり検出装置
機械破損の原因になるシートの詰まりをセンサーで感知し、機械を停止。
通紙ズレ検出装置
シートの給紙ズレを検出し給紙を停止。
初期シート自動積込み装置(オプション)
ロットチェンジ後の初期数枚のシートを給紙部に自動挿入。
プリンター(印刷ユニット)
固定式印刷機
版胴が昇降するユニット固定タイプ
各ユニットがキャリングベルトと連動し、版胴・インキングロールなどをシートパスラインより約100mmまで上昇させることが可能です。
運転中に使用していないユニットを上昇させることによって、印版交換や色替えはもちろん、次工程の準備が機械運転中に可能となることで大幅にセット時間が短縮され、作業の軽減を実現しました。
ドクターチャンバー式(標準仕様)
ドクターチャンバー式が標準仕様。チャンバー内は弊社独自の形状で、より鮮明で高品質な印刷を実現することが可能です。ニスやベタ印刷用の2ロール式も選択可能です。
多色対応
1色から4色以上の多色対応も、印刷ユニットの組み合わせによって可能です。
アニロックスロール(仕様は選択)
セラミック素材のアニロックスロールはハニカム式をはじめとして様々な彫刻形状・線数・ボリューム等の仕様選択が可能です。
キャリング
キャリングベルトシステム
強度の高いタイミングベルトで上下よりシートの左右両端を挟み込んで搬送させるのでシートの反りがあっても安定した搬送が可能です。
センターサクションベルト
搬送システムの中央部でシートを吸着させるので、横ズレを防止できます。
ハードダイカッター
ハードダイカッター
どんな厚さの段ボールでも最適の打抜圧で鋭く、シャープにカット。複雑な打ち抜き加工や折り曲げ凹加工も確実にこなします。
打ち抜きには、ウレタンカバー巻方式のシリンダーをはるかに上回る高精度の切れ味の特殊硬質金属製シリンダーを採用し、打抜圧のミクロン単位での調整を実現。
CNC
集中制御システム
独自で開発・改良を重ねたフレキソグルアー専用ソフトを搭載し、わずかなセット時間で正確な作業を可能にします。
ティーチング機能
シート、製品に対する固有のセッティングを機械にティーチングし、リピートオーダーにおいて再度設定する手間を省きます。
大型表示器(オプション)
機械稼働状況を大型表示器にて表示します。
各種通信(オプション)
機械設定用データーを周辺機器への送信や、各種管理システムとデータの受け渡しを行います。
